希少な単行本の
絶版、初版、元版。
カバーにスレ、痛み
蔵印1ヶ所
死をたじろがずに見つめ、みずからの宿命をいさぎよく受け容れる。冷徹な眼で築き上げられた吉村昭の短編小説の魅力。軍用機を爆破して元脱走兵を取材する「私」と、家族にも過去を語らず、苦悩の歳月を生きてきた男との魂の交流を、一夜のうちに咲き散る月下美人の花に託して描く表題作など、8編を収録。

「月下美人」
吉村昭
講談社
昭和58年初版
定価: ￥1200
#本 #日本文学／評論・随筆

吉村 昭
誕生
1927年5月1日
東京府北豊島郡日暮里町
死没
2006年7月31日（79歳没）
東京都三鷹市
墓地
大野原霊苑（新潟県湯沢町）
作家
学習院大学中退
1958年 – 2006年
歴史小説・ノンフィクション
歴史・検証
『戦艦武蔵
『ふぉん・しいほるとの娘
『破獄
『冷い夏、熱い夏
旭日中綬章
デビュー作
『密会』
妻　津村節子
吉村昭記念文学館

初期の作品は死をテーマにした緻密な光景描写の短編小説が多く、そのなかで『星への旅』は太宰治賞を受賞した。その後、『戦艦武蔵』がベストセラーとなり、歴史小説作家としての地位を確立

新制学習院大学文政学部文学科に入学
川端康成や梶井基次郎に傾倒
先輩にあたる三島由紀夫に会い、河出書房版の『仮面の告白』署名入り単行本を贈られた

密会
少女架刑
孤独な噴水　1964
星への旅
戦艦武蔵 (英訳も)
水の葬列
高熱隧道
殉国
海の奇蹟
大本営が震えた日
零式戦闘機
彩られた日々
神々の沈黙
海の壁
戦艦武蔵ノート
陸奥爆沈
細菌
空白の戦記

羆
鉄橋
逃亡

密会
日本医家伝

海の史劇
青い骨

関東大震災
深海の使者
下弦の月
海の鼠
冬の鷹
一家の主
螢
北天の星
磔
産業魂
海軍乙事件
漂流
赤い人
羆嵐
亭主の家出
ふぉん・しいほるとの娘
海の絵巻
帽子
星と葬礼
遠い日の戦争
白い遠景
蟹の縦ばい
熊撃ち
月夜の魚
ポーツマスの旗
海も暮れきる

虹の翼
炎のなかの休暇
歴史の影絵
光る壁画

破船
遅れた時計
脱出
間宮林蔵
⚫️月下美人
破獄
冷い夏、熱い夏
長英逃亡
秋の街
東京の下町

海の祭礼

闇を裂く道
以下略




笠原良策
沢木耕太郎
城山三郎
司馬遼太郎
吉川英治
浅田次郎
山本周五郎
海音寺潮五郎
藤沢周平