BRAUN Paxette Ⅱ Staeble-Choro 38mm F3.5は、Carl Braun Camera Factoryは、1953年発売のレンズ交換式超小型のフィルムカメラです。



一番の魅力は、M39スクリューマウント、ライカと同じマウント径だからフランジバックを合わせれば、デジカメでも簡単にレンズの描写を楽しむ事ができます。

また、国産カメラは、自社のレンズのみ装着可能ですが、Paxetteの純正レンズは、Zeiss、Schneider、Steinheil、Roeschlein、Enna、Staebleなど、様々なメーカーから供給されていて、有名なレンズ会社のレンズが、いろいろ試せるのも楽しいです。



交換レンズの中で中々見つからないのが、広角レンズのStaeble-Choro 38mm F3.5です。広角レンズは、玉数も少ないので滅多に見かけないレアレンズです。そして唯一、最短撮影距離が60cm、当時1mが最短撮影距離のレンズがほとんどなので、寄れるだけでアドバンテージです。

最近はデジタルカメラで撮影に使っていたので、ピントリングの固定ピンを外して、540度（1回転半）回すことが出来るので40cm位まで近接撮影が出来ます。（回し過ぎるとレンズが外れます。）



カメラの外観はスレキズ殆ど無く、メッキも綺麗です。巻き上げレバーのギアがすり減って巻き上げ不良の状態でしたので、初期の巻き上げノブ式に改修してあります。

レンズは、清掃してありますので、スレキズ、かび、ホコリも少なく、年代の割合に綺麗だと思います。



作例を追加しました。

シャープに写るのに、柔らかい丸ボケの現れるレンズです。



1950年代のドイツカメラは、クロームメッキがとても美しいです。

飾って置いても、絵になるカメラです。



写真を撮るのが楽しく、ワクワク、ドキドキが止まらないカメラです。



ご検討の程、よろしくお願いいたします。





P.S

Nexでこのレンズを楽しみたい方、マウント製作致します。（別途料金）