バック3Cをワーバートン規格でねじ切りし、そのトップに合わせてボブリーブスの最もスタンダードなバックボア"２"を組み合わせたカスタムマウスピースです。
全ての作業をボブリーブスブラスに依頼しました。

トップの3Cはエルクハート初期のいわゆるアーリーを使用しました。
マウントバーノン期と同様の形状で、現行品よりもややフラット気味で口当たりの良いリムに程よい容量のカップがとても使いやすいです。

スロートサイズは#25で、大きな音が求められるシーンでも十分受け止められます。

バックボアにはボブリーブスの2を組み合わせましたので、アメリカンブラスらしい華やかなサウンドが楽しめます。

シャンクの太さは# 5.5で、バック(の細身の個体)とヤマハとの中間くらいに当たるかと思います。

大編成の吹奏楽にも好適ですし、しっかり音が立ちますのでビックバンドにもうってつけです。

とても使いやすいサイズでどなたにもオススメ出来る一本です。

ベースとなったアーリーの3C(ねじ切り費用＋スロート拡張費用)、バックボア製作費用等、かなりコストの掛かった一点ものです。

バック寄りのボブリーブス、アーリーの形状で現代的なサウンドのする一本をお探しの方はぜひご検討ください。