『上方落語（上巻）』、編者：佐竹昭広・三田純一、筑摩書房、1969年3月第一刷、376頁、20/14.5/3.5㎝



【「まえがき」から】戦後、安藤鶴夫氏によって活字化された活字落語は江戸落語が中心で上方落語は数えるほどしか活字化されてない。本書は「とりあえず活字化」が編纂の意図であり目的であった。その過程で分かってきたのは両者は同じ落語と言いながらも、隔たりが大きいことがわかった。大きく言えば大阪と東京の文化の隔たりだが、これだけで説明するのは早計である。江戸落語に比して上方落語の研究は進んでいない。この書が上方落語研究者だけでなく上方文化研究者や一般愛好家にも活用されることを願ってやまない。



【状態】外箱の縁側には汚れが残っている。箱の中の本のカバーが無いのか廃棄したのかはわからないが、とりあえず本には影響が少ない。

　また、下巻があったはずなのだが見つからないのでとりあえず上巻だけ出品した。

　最後に「上方落語」を冠した書籍が私が出品しただけでも4・5冊ある。

また、桂米朝さんが関わっていることが多いので、ご購入の際は「上方落語」と「桂米朝」以外のキーワードでお調べになるなど、お気をつけください。