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1974年の香港映画　蛇殺手　のDVDになります。


【解説&ストーリー】
世界的にカルト・ホラーとして人気が高まる『魔 デビルズ・オーメン』(83)のカイ・チーホン監督が、はじめて手がけたホラー作品。すでにその才能は躍如として発揮され、グロテスク、狂気、変態的エロチズムが、生き生きと画面をうめつくしている、｀77年に、クンフー映画ではない香港映画としては例外的に日本公開されたのも、この強烈な映画的魅力ゆえであるのは、まちがいない。ネズミを蛇にかえた香港版『ウイラード』(71)とも評されるが、主人公の青年の人間像には、｀70年代の香港ならではのハングリーでアナーキーな激しさがある。これを当時19歳で、映画初主演のカム・コクリョンが演じた。『トップ・レディ』(87)等の監督としても知られ、現在はテレビ界の大立者となっている彼の青年時代だ。蛇屋のとなりの小屋に住む青年チェン・チーホン(カム・コクリョン)は、子どものころ、淫乱な母の変態的セックスを見たことがトラウマとなっている。あのころ、蛇が唯一のともだちだったが、その孤独さは、いまも同じ。蛇屋から逃げてきた蛇の傷の手当てをしてやったことから、また蛇との友情が生まれた。仲間の蛇もたくさんやってきた。ゴロツキどもにからまれたとき、蛇が殺してくれた。以来、彼は蛇をあやつって人を殺したり、女をいたぶることをおぼえた。片想いだった少女が、ナイトクラブにつとめ、客にだまされて貞操をうばわれたとき、彼は復讐に燃えた…。