「何気なく毎日手にとってしまう器を作りたい」

兵庫県の丹波焼（立杭焼）を代表する丹水窯の作陶家、

田中聡さんはいいます。



その言葉が表すように、

こだわり抜いた粉引の質感と、主張しすぎないけれど

独特の存在感と魅力に溢れた一品です。



柔らかなオフホワイトのシンプルな素地ながら

繊細な表情を最大限に引き出した大鉢は、

愛らしい花型のフォルムが印象的。



適度なサイズで深さもあり、

さまざまなシーンの食卓で活躍しそうな一品です。



裏面の刻印から、昭和52年に兵庫県内の公会堂が十周年を迎えた際に

作られた作品であることがわかります。



旧家で大切にされていた品ですが、

器のフチに１cm程のホツレ（釉薬の剥がれ）が２箇所、

5ミリ程のものが1箇所、3ミリ程のものが2箇所、

2ミリ程のものが１箇所みられます（画像参照）。



いずれも目立つものではありませんし、

通常使用も問題なくできそうですが

気になる方は購入をお控えください。



金継ぎなどを施してもよいかもしれません。



■Size : 約W22.3×D22.6×H6.7cm

■注意点

・年代物・中古品等に理解ある方のみのご購入をお願いします。

・色相、ダメージなどの商品説明は当方の主観であることをご了承ください。

・ご不明意な点がありましたら遠慮なくお問い合わせ下さい。



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