モーツァルト　2枚組

disc1

①交響曲第39番変ホ長調 K.543

②交響曲第40番ト短調 K.550

③交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

disc2

④セレナード 第13番 ト長調 K.525≪アイネ・クライネ・ナハトムジーク≫

⑤ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334

⑥セレナード 第6番 ニ長調 K.239≪セレナータ・ノットゥルナ≫



指揮：ヘルベルト・フォン・カラヤン

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音：1965-77年（ステレオ）



後期3大交響曲と超有名なセレナード＆ディヴェルティメントの組み合わせです。カラヤンの音楽の本質が明瞭に表現されたモーツァルトで、基本的にバランスよく全体が美しく流れるが、しっかりとした芯があり感傷的なものを払拭している。音楽の運びに無理がなく、そこには偽りのない説得力があり、確信に満ちた自然な音楽に引き込まれる演奏である。



清冽な活気と優美な楽想を湛えた、弦楽四重奏曲を思わせるような簡潔な書法による珠玉の名作《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》。2群のアンサンブルを合奏協奏曲のように効果的に用いた、室内楽的な《セレナータ・ノットゥルナ》。ディヴェルティメントの最高傑作の第17番。モーツァルトの弦楽合奏のための名曲を、磨き抜かれたアンサンブルによる演奏で収録しています。。



1970年当時のカラヤンは、イエス・キリスト教会の豊かな響きを存分に生かした分厚く豊麗なサウンドを志向していましたが、1970年代なかばのカラヤンは、本拠地フィルハーモニーに展開する筋肉質なサウンドを志向するようになったということなのかもしれません。タイトな響きのDG盤の方がより合奏の緊密さやソロの巧さ、レガートの美しさが印象的な結果となっています。カラヤン＆ベルリン・フィル全盛期ならではの、輝かしく壮麗で、どこまでも美しいみごとなモーツァルト演奏と言えるでしょう。



国内盤、帯無し、プラケースすれあり　7

盤面うすいすれありますが再生問題無し



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