ギターソロのためのバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」（弾きやすい運指つき）



バッハの作傑作の１つである「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」3曲ずつのソナタ（BWV番号は奇数）とパルティータ（BWV番号は偶数）合計6曲からなり、有名な有名な「シャコンヌ」やパルティータ1番「フーガ」があります。



ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001

パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002

ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003

パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004

ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005

パルティータ 第3番 ホ長調 BWV 1006



本組曲は、ヴァイオリンのために書かれた作品であるため、そのままギターで弾いても、ヴァイオリンと同じような効果を得られると言うものではありません。ギターでは和声を奏でることができるという特性があり、その違いを考慮してアレンジする必要があります。

本書では、今までギター演奏において広く使用されてきた調（キー）を基本として、曲が持つ魅力や声部の流れを損なわず、さらに弾きやすさに一番の力点を置いて編曲しております。（例えばソナタ1番は原曲では本来ト短調ですが、これまで単独で2楽章フーガの演奏で多用されたイ短調で組曲全体を揃えました）



また多くの方（初心者から上級者まで）が楽譜に取り組みやすいよう、なおかつ、瞬時に読みやすいように下記の工夫をしました。



● なるだけ多くの指番号、セーハのポジションや弦番号を書き入れました

● セーハに使用する数字をローマ数字からアラビア数字に変え、読みやすくしました

● 楽曲の譜めくりを減らすために、場合によって空白ページを挿入

● 3ページにわたる曲は、可能な場合は見開きのレイアウトにしました

● 指番号の位置をなるだけ音符の左側に配置しました。

● 32分音符、64分音符などが多用されている楽譜では、音符の長さ等を分かりやすくするために、音価の長さを倍にして簡素化しました。



ソニドテクニカはクラッシックギター曲の

弾きやすい運指を日々模索している研究会です。



バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を取り組みたい方におすすめのテキストです。



定価3200円

新品

全94ページ

中級者〜上級者