小堀杏奴
春
(小説、随筆)
著者・小堀杏奴
発行所・東京出版株式會社
配給先・日本出版配給株式会社
発行者・森卯郎
発行日・昭和22年4月10日印刷
　　　　昭和22年4月20日発行
　　　　(初版)
<奥付き>検印があります。
表紙絵、カット・木下杜太郎

昭和22年1947年終戦2年後に発行された森鴎外の次女・小堀杏奴の小説、随筆の「春」です。
戦前の思い出、戦中戦後の苦い思い出を綴った随筆22編、小説6編が組み込まれています。
貧しいながらも我が道を夢を持って生きていく小堀杏奴の素敵な人生、76年を経過してまた読み直せば新しい杏奴象や当時の世相が見えて来ます。
相当紙やけなどで古い書籍となりますが、戦後まもない初版本としてお持ち頂ければと思います。

76年前の発行になりますから古書としてご理解願います。
かなりの年月の経過にて経年劣化で戦後の紙不足時代の印刷でもあり、紙やけ、汚れ、シミが全体にあります。
本の部分は写真を参照ください。
また、奥付きのページの上部が少し切れています。
森鴎外次女・小堀杏奴の豊かな美意識による随筆「春」、大戦後の読書が活発になる背景を感じさせる初版本です。
小堀杏奴愛読者、森鴎外一族愛読者、初版コレクターの皆様方におすすめです。
らくらくメルカリ便にて発送予定をしております。
宜しくご検討願います。






木下杜太郎