皿に化粧泥を掛け地土で模様を描いてから透明釉を掛けて焼成しています。※皿の裏側にグラインダーで均した跡がありますが、ヤスリガケをしているのでスベスベしています。



サイズ　W約18.5cm×15.5cm／H約3cm



【こんな作り方をしています】

●地元で採掘した粘土を菊練りしてから平らに延ばし板状（タタラ）にします。

●柄杓を使ってタタラ全体に白い化粧泥を流し掛けします。

●クリーム状に溶いた地土をスポイトに入れ、化粧泥の上から模様を描きます。

●表面が乾いてきたら、裏返しにして石膏型にあてて成形します。

●型から抜いたらゆっくり時間をかけて養生します。

●皿が乾燥したら800℃で素焼します。

●素焼後、透明になる釉薬を掛けて1230℃で本焼します。

●2日間かけて徐冷し窯から出してヤスリガケをしたら出来上がりです。



化粧泥は北海道蘭越町で採掘した白粘土を使用し、釉薬は自家製灰をブレンドした透明釉を使用。

北海道の恵みと拘りがギュッと詰まったヤキモノです。



北海道札幌市の藻岩山麓にある窯です。

原土を水簸し約半年〜１年寝かしてから使用。釉薬は植物の灰や札幌近郊の土石類を使用しています。地元の土で一つ一つ丁寧に作っています。