「二十歳の眼 ある大学生の世界紀行」

加瀬 英明

定価: ￥ 260

昭和33年

東都書房



若い大学生の眼に世界はどう写ったか?

この本には熱烈な探求、皮肉、諷刺がある!

若い人でなければ見えない「あるもの」がある!



大佛次郎氏評

アメリカで大学生活をした日本の青年が二十才の清新な眼で眺めたアメリカの都会生活を語り、更にヨーロッパに渡って、英、独、佛、伊などの国々をめぐった印象を記したもの。私自身が一週間後に外国に出かけようとしているので、いそがしい中に読み始めたら、手から離せずに楽しく読み了った。どうやら私は自分でアメリカを見る前に、この本でアメリカがわかって了ったような気がして来たのは困ったことである。「二十才の眼」は清く澄んでいると同時に、この眼の後にある頭脳の働きは、その教養とともに二十代の未熟のものでない。ひろく読者に、おすすめしたい。



表紙・裏表紙の見返しに汚れがあります。(写真7,8枚目)

表紙の見返しに印が押されています。(写真7枚目)



古い本の為、全体に汚れ・痛みがあります。

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