アンティークの小紋着物

25年ほど前に、アンティーク着物の専門店で購入し、コレクションとして所有していたものです。

時代は不明ですが、購入時の説明では、大正時代とのことでした。
今はこの時代のものは手に入りにくくなっていると思います。

鮮やかな青紫の地色に落ち着いた色味の八掛がついています。
袖振り二寸ほど紅絹がついていて、
振りからチラリと紅がのぞきます。

表地、胴裏、八掛ともに、
今の時代のものに比べるとかなり薄い生地です。
胴裏は紬のような、横節のある糸が使われています。

衿の折あとに沿って、ヤケあとがあります。
３枚目の画像でご確認下さい。
着用時には目立たない位置と思います。

上前側、八掛部分に５枚目画像の通り、薄いシミがあります。

かなり古いものですので、
その他にも、織りキズや生地弱り、汚れの見落としなどあると思います。

難点を書きましたが、アンティークのものとしては、全体的に良い状態で残っていたものと思います。

アンティークのお品にご理解のある方にご購入お願い致します。

身丈　約145cm(背から)
裄　　約63cm
袖幅　約32.5cm
袖丈　約47cm
後幅　約29cm
前幅　約23cm

素人採寸です。
若干の誤差はご容赦下さい。