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中国西安にある碑林博物館に保管されている「懐仁集王羲之聖教序」碑から採った拓本の見開き本です。

30行1904字の集王聖教序の拓本を１ページ４行40字（1行10字）に切断して、見開き23面47ページの台紙にきれいに張り合わせてあります。

寸法：28×18ｃｍ

・西安碑林蔵石の拓本は熟練の技術と丁寧な作業により行なわれ、また上質な宣紙が使われています。

現在は文化財保護のため、直接拓本をとることは少なく、複刻したものから拓本を取っています。

拓本は年々価値が上がっており、集王聖教序の拓本は神田の有名古書専門店で１５万円で売られています。



「集王羲之聖教序」は、唐の咸亨3年(672年)僧・懐仁が太宗皇帝の命により、太宗が収集した王羲之の真蹟から文字を集めて刻した石碑です。、原碑は西安碑林にあります。「集王羲之聖教序」は王羲之の行書の手本として用いられてきました。

・内容：①太宗による序文、②高宗による序記、③般若心経　の3部からなります。

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