北欧美術における高齢者 画集
「The Elderly In Nordic Art」
Mogens Eilertsen 著
1995年
The Danish Ministry of Social Affairs
【絶版】

◆◆内容◆◆
デンマークの社会省が刊行した「The Elderly In Nordic Art」北欧圏の芸術家が、高齢者をどのように、見て描写してきたかを紹介

16 世紀からほぼ現代までの高齢者の肖像画。多種多様な顔、主に影響力のある男性、母親、父親、一般の人々の顔。時間の荒廃とこれまでの生活が刻まれた顔ですが、同時に、私たちの社会が長年にわたってどれほど変化してきたかを示す肖像でもあります。

今日のデンマークは、私たちが誇りに思うべき福祉社会です。実践的なヒューマニズムと連帯を中核とし、性別、年齢、社会的地位に関係なく、個人に良い生活の機会を提供する枠組みを作ることを目的とした福祉社会です。歴史的に、福祉社会は、今日私たちが当然のように享受している恩恵を受けられなかった一部の人々のために、より大きな正義とより良い生活を求める厳しい闘いの結果です。

過去の男性、雇用主、貧困者救済の深刻な制約と依存は、現金給付、失業給付、年金などの移転給付の安全網に取って代わられました。女性は労働市場の自然な一部であり、男性と同じ機会が保証されています。最弱者への保障とケアが共通の文化的基盤の一部となっている社会では、以前の世代のように病気、老齢、失業を恐れる必要はもうありません。

芸術家が見た高齢者の力強い肖像画は、物事を当然のことと考えるべきではなく、共通の遺産である文化基盤を確保するためには、福祉社会を変え、刷新する努力を続けなければならないことを私たちに思い出させてくれます。
　序文より

*サイン入りのカードが付属していますが、誰の署名なのか不明です

◆◆仕様◆◆
洋書 英語
北欧美術 デンマーク 肖像画 人物画
画集 作品集 図録
ハードカバー
24.5 × 17.5 cm
96ページ

◆◆状態◆◆
表紙に経年による薄スレが若干ある程度
ページ端に薄ヤケが少し

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