クラウディオ・アラウ(Pf)によるブラームスのピアノ協奏曲第１番他のCDを出品いたします。
アラウによるブラームスのピアノ協奏曲としてはジュリーニと共演した1960年EMI盤が非常に有名ですが、若さと勢いに優れたEMI盤に比してこちらのPHILIPS盤はより細部を洗練させ磨き上げた点、フレージングを徹底的に追求している点、そしてしっかり楽器を鳴らし切る事にこだわっている点等が特徴として挙げられるでしょうか。交響曲指揮者としては何かと色々言われることの多いハイティンクも実は協奏曲指揮者としては素晴らしく、ここでも好サポートを見せています。以上の点から完成度という点ではEMI盤よりもこのPHILIPS盤の方が上だと個人的には感じております。
併録されたバラード集作品10の方も非の打ち所がない名演で、総じて当盤はPHILIPS時代のアラウの素晴らしさをじっくり堪能できる１枚、と言う事が出来るかと思います。
商品の状態としましてはケース表面の右上、ちょうど"PHILIPS"の文字が見える辺りに縦方向のやや目立つキズがあります(写真５枚目参照)。また帯も残念ながら残っておりません。ただし盤面自体は良好であり、少なくとも当方の環境では音楽の再生には問題ありませんでした。
なお発送にあたりましては清掃・消毒の上、丁寧に梱包させていただきます。とは言え長年自宅で保管してきたものであり、中古品扱いには違いないので神経質な方はお気をつけください。
以下、商品データです。
【曲目】
ブラームス：
・ピアノ協奏曲第１番ニ短調 Op. 15
・4つのバラード集 Op. 10
ベルナルド・ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(協奏曲)
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音：1969年、アムステルダム(協奏曲)　1977-78年、ロンドン(バラード集)
【規格品番】PHILIPS UCCP-9336


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