《肥後・肥前・筑前》の名城
　-復興・解体修理・復元-

●【肥後・熊本城】　　　　梯郭式平山城
　　　　外観復元天守(RC 造・1960年)
2016年熊本地震の際、被災した飯田丸5階櫓の「奇跡の一本石垣」や櫓は復旧作業のため解体されています。お城の石垣の積み方の重要性をあらためて見せつけてくれました。

『熊本城復興に向けて』令和6年度春夏号
表紙とも4項　熊本城調査研究センター

『熊本城復興に向けて』令和6年度秋冬号
表紙とも4項　熊本城調査研究センター

1年に2度発行されており、熊本城の復興状況が復旧工事予定、進捗状況等が図版・写真・解説で丁寧に説明されています。また「石垣の崩落パターン」など調査成果も逐次報告されています。-抜粋-

《ワンピース　-ONE PIECE -
　　　熊本復興プロジェクト』
　 Kumamoto Revival Project
　《麦わらの一味　ヒノ国復興編》
【船長ルフィ】が県庁から仲間達に被災地の復興をそれぞれの特技で手助けを指示。熊本市動植物園には【船医チョッパー】を！南阿蘇鉄道が寸断された高森町には【船大工フランキー】が！みんな大活躍のようです。-抜粋-

●【肥前・唐津城】連郭式平山城(海城)
　　　　　　模擬天守(RC造・1966年)
面白いのは、麓から舞鶴公園上段広場迄
高低差が34mあるため、有料の斜行エレベーターが備えられています。勿論乗りました。

『唐津城石垣16年の解体新書』
現存する遺構としては、石垣・堀がある
令和5年度に完了した石垣構築整備事業により、唐津城から初めて金箔瓦片が出土。肥前・名護屋城から出土した軒瓦と同范または同タイプの軒瓦も出土しており築城時には深い関係があることが明らかになった。-抜粋-

●【筑前・福岡城】　梯郭式平山城
　　　　　　　　　天守構造なし
『福岡城跡』
江戸期を通じて構築物に幾分改変はあったものの、築城当時の石垣や縄張りがほぼ当時のままの姿を留めている。-抜粋-

『おわん侍と石垣のひみつ』
頭に赤いおわんを被った侍が、石垣の秘密を教えてくれます。

『福岡みんなの城基金』
ふるさと納税で福岡城の復元に参加しませんか。現在、「福岡みんなの城基金」を活用して、《潮見櫓》の復元整備が進んでおり、令和7年(2025)春完成の予定です