吉永小百合さん主演のキューポラのある街　1962年日活映画です。

初々しい吉永小百合さん。
浦山桐郎監督脚本今村昌平が共同脚本で参加しています。
日本映画が激しく社会問題を描いていた時代の名作です。
この頃の日本映画はフランス等で高い評価を得ています。逆もまた、フランス映画が日本で高い評価を得ていました。

日活が骨のある映画を作っていた時代。

そこに吉永小百合さんを主演させる！映画人が骨太だった時代の名作…小百合さんのカルト的人気がわかります。

若くてハツラツとした、小百合さん。芯が強く前向きに生きることの出来る少女。それでいて根底を流れる優しさを演じることの出来る。凄い女優さんが現れたものです。若い頃の小百合さんを知らない人も必見の価値ありです。助演者たちも映画に入り込んでます。子役まで。朝鮮へ向かう親子、残る母、考えさせられます。
日活も次第に変遷して、小百合さんも駄作に出演することが多くなったように思いますが、この１作をもって永遠です。

肝心の状態ですが、カセットとテープは再生回数も少なく良好です（再生確認済）　
ケースは少しスレ、ケース裏にビニールのめくれ有ります。

個人保管のビデオになります、軽微な検品漏れ有るかもしれません。
ご理解の上、ご検討下さい。