B91
「変わったものを作りたい...」

今回はヤマハバイク僧としてタイ国内で
非常に有名な「ルアンポーコゥ師」の
タラッド寺院にて参拝拝借させて頂いた、
1992年発行の
「ルアンポーコゥ師ヤマハバイク（車種Belle80）復路版」です。

今回の「バイクが左に向いた復路版」は1992年に発行、前年発行の往路版（B92として出品）からは少し変更がありました。

変更内容はバイク運転手をSuwat教授からサァウェン師に変えました。
理由は普段の運転手は寺院補助のサァウェン師であったためと言われています。

そして、B92同様にネットでも偽物が非常に多く流通しており、発行数量は往路版より多いですが、寺院保管品は未だ非常に価値があると言われており、同様に人気がある御神体です。

当品はプラクルアンに精通した友人を介し、発行寺院を教授頂き、参拝お借りした正規品であり、10枚目の通り、お借りした後に当寺院の院長「ルアンポーパトゥアン師」にお会いし、再度入魂して頂きました。また、寺院にて1991年発行の往路版初代運転手の「Suwat教授」の兄弟にもお会いさせて頂き、当時の情報を頂きました。

今回の珍しいプラクルアンの主題「ルアンポーコゥ師」が今回のプラクルアンを作った経緯として、礼拝堂の完成が元にあります。
礼拝堂の資金調達のため、今回のプラクルアンを発行するに至りましたが、その際彼は彼の弟子であるSuwat教授に「少し変わったものを作りたい」と相談したと言われています。

そして、Suwat教授は彼に「馬に乗ったプラクルアンはたくさんありますが、バイクに乗っているプラクルアンは未だない。」そう伝え、納得したルアンポーコゥ師はカメラのタイマー機能を利用し「運転手の教授と後部席のルアンポーコゥ師の乗車風景」を撮り、それを型にプラクルアンを作成したと言われています。

また元々当時のタラッド寺院周辺は道が整備されておらず、凸凹道が非常に多く、バスのルートから外れていたため、主要道路まで弟子が高僧を送り迎えしなければならなかった当時の環境も、今回のデザインにも影響していると考えられています。

そんな今回のプラクルアンのご利益は護身、守護、安全、無事故を齎すと言われている御守護に強いお守りです。

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