「おふくろの味」幻想 : 誰が郷愁の味をつくったのか
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なぜ「おふくろの味」は男性にとってはノスタルジーになり、女性にとっては恋や喧嘩の導火線となり得るのか。誰もが一度は聞いたことがあっても、正体不明の「味」をめぐる男女の眼差しや世代のすれ違いはどこから来るのか。本書はその理由を、個人の事情や嗜好というよりもむしろ、社会や時代との関連から解き明かしていく。「おふくろの味」の歴史をさかのぼりつつ、近年の「お母さん食堂」事件からポテサラ論争までを考察する意欲作。
プロローグ――「味」から描かれる世界
第一章 「おふくろの味」をめぐる三つの謎
【1】「おふくろ」という言葉はどこから来たのか?
【2】「おふくろ」と言っているのは誰なのか?
【3】「おふくろの味」は誰がつくっていたのか?
【4】「おふくろの味」とその時代
第二章 都市がおふくろの味を発見する――味覚を通じた「場所」への愛着
【1】地名食堂の系譜
【2】東京昭和の「おふくろ」たち
【3】「おふくろの味」誕生の時代
【4】都市における同郷団体の形成と「故郷観」
【5】味をたずねる・味を読む
【6】トポフィリアとしての「おふくろの味」
第三章 農村がおふくろの味を再編する――「場所性」をつなぎとめる味という資源
【1】変化する農山漁村
【2】「おふくろの味」の再編――没場所性とのせめぎ合い
【3】都市と農村をつなぐ味
【4】「没場所性」への抵抗としての「おふくろの味」
【5】「味」の継承主体とジェンダー
第四章 家族がおふくろの味に囚われる――「幻想家族」の食卓と味の神話
【1】家族と食事の変遷
【2】新たな食経験と故郷の変化のはざまで生まれる幻想
【3】独りでつくる「おふくろの味」――家族というジレンマ
【4】混迷する家族と食卓――低下する日常の価値
【5】神話としての「おふくろの味」――ジャガイモをめぐる幻想
第五章 メディアがおふくろの味を攪乱する――「おふくろの味」という時空
【1】一九七〇年代まで――「おふくろの味」のつくり方
【2】一九八〇年代――百花繚乱の食の楽しみと苦しみ
【3】一九九〇年代――料理することと生きること
【4】二〇〇〇年代――「おふくろの味」という言葉の先へ
エピローグ――一皿に交錯する「おふくろの味」の現代史
あとがき
付録 「おふくろの味」を冠した書籍一覧
プロローグ――「味」から描かれる世界
第一章 「おふくろの味」をめぐる三つの謎
【1】「おふくろ」という言葉はどこから来たのか?
【2】「おふくろ」と言っているのは誰なのか?
【3】「おふくろの味」は誰がつくっていたのか?
【4】「おふくろの味」とその時代
第二章 都市がおふくろの味を発見する――味覚を通じた「場所」への愛着
【1】地名食堂の系譜
【2】東京昭和の「おふくろ」たち
【3】「おふくろの味」誕生の時代
【4】都市における同郷団体の形成と「故郷観」
【5】味をたずねる・味を読む
【6】トポフィリアとしての「おふくろの味」
第三章 農村がおふくろの味を再編する――「場所性」をつなぎとめる味という資源
【1】変化する農山漁村
【2】「おふくろの味」の再編――没場所性とのせめぎ合い
【3】都市と農村をつなぐ味
【4】「没場所性」への抵抗としての「おふくろの味」
【5】「味」の継承主体とジェンダー
第四章 家族がおふくろの味に囚われる――「幻想家族」の食卓と味の神話
【1】家族と食事の変遷
【2】新たな食経験と故郷の変化のはざまで生まれる幻想
【3】独りでつくる「おふくろの味」――家族というジレンマ
【4】混迷する家族と食卓――低下する日常の価値
【5】神話としての「おふくろの味」――ジャガイモをめぐる幻想
第五章 メディアがおふくろの味を攪乱する――「おふくろの味」という時空
【1】一九七〇年代まで――「おふくろの味」のつくり方
【2】一九八〇年代――百花繚乱の食の楽しみと苦しみ
【3】一九九〇年代――料理することと生きること
【4】二〇〇〇年代――「おふくろの味」という言葉の先へ
エピローグ――一皿に交錯する「おふくろの味」の現代史
あとがき
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