【エピソード】
昔々・・・田んぼの畦や川端に行けば、どこにでも生えていたじゅず玉の草。

その頃の子供たち、女の子達は、稲穂に実ったじゅずの玉を集め、糸を通し、ブレスレットやネックレスを作って遊んでいました。
子どもにしか見えない小さな小さなじゅずの玉。
一粒一粒がまるで陶芸品か絵画の様な、繊細で複雑な模様が刻まれている。
その一粒一粒を大切そうに眺めながら、満足そうにほほ笑む子ども達・・・。

今やじゅず玉の草を見ることはほとんどなくなりました。
除増剤の散布。
しっかりと刈りこまれる畦道。
大人の目にはただの「雑草」にしか映らない・・・。
「大人」とは、「子どもとは違う生き物」ではなく、「萎縮してしまった子ども」なのです。・
そんな小さくなってしまった昔の子供たちに、もう一度小さな輝きを知ってもらいたい。
そんな思いを込めて作品へと昇華しました。

作品について
使用素材
ヘマタイト　じゅずだま　黒竹　真鍮　チタン（ピアス部）

ピアス部にチタンワイヤーを使っているため、低アレルギーとなっています。

つけ外しの際にパーツがこぼれ落ちることがあるのでお気をつけください。

サイズ‥全長7センチ　フープ直径約1.8センチ
サイズ感は最後の写真をご覧ください。

カラー···グレー

カラー···シルバー

カラー···ブラック

ピアス 形···リング・フープ