**『鬼の詩／生きいそぎの記』（河出文庫）**は、作家・落語家の藤本義一による作品集で、彼の代表的な短編小説と自伝的エッセイを収録した一冊です。

書籍の詳細情報
•タイトル: 鬼の詩／生きいそぎの記
•著者: 藤本義一
•出版社: 河出書房新社
•シリーズ: 河出文庫
•ISBN: 978-4-309-41216-0
•定価: 本体850円＋税
•初版発行: 2013年4月初版
•ページ数: 292

内容紹介

本書は、1973年に直木賞を受賞した**「鬼の詩」と、作家・藤本義一の人生を振り返る自伝的エッセイ「生きいそぎの記」**を収めた作品集です。
•「鬼の詩」
　落語家の魂を描いた物語で、芸の道に生きる者の生き様や狂気を圧倒的な筆致で綴った作品。日本の伝統芸能と人間の情念が交錯する名作。
•「生きいそぎの記」
　藤本義一が歩んできた人生を振り返るエッセイ。作家・落語家・映画監督など多彩な活動を通じて得た経験や思索が語られる。天才落語家・三味線の名手・運命の師との出会いや、芸能界での出来事が生々しく綴られる。

解説は岡崎武志が担当。

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