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以下、商品の説明となります。

◯江尻　三保遠望（図版番号　19）
◯見附　天竜川図（図版番号　29）
以上、２枚セットです。
どれも『東海道五十三次』の１図です。

サイズ…約22cm ✕ 約33cm

特に目立ったキズや汚れもなく、すべて綺麗な状態です。

こちらの絵の詳しいことはわかりませんので、写真を参考にしていただき、ご購入をよろしくお願いいたします。

『東海道五十三次』（東海道五拾三次）は、東海道の宿駅を中心とした景観や習俗を描いた、浮世絵木版画です。名所絵が主となる場合が多いですが、人物が主体で景観が従となることもあります。

●江尻　三保遠望

江戸幕府の初代将軍・徳川家康が最初に埋葬された東照宮のある久能山から、清水港を眺望した図です。清水港は、天然の良港として物資の輸送が盛んに行われ、また魚の水揚げ港として栄えました。行き交う舟の多さから、溢れる活気が伝わってきます。対岸には羽衣伝説で知られる三保の松原が見える…といった風景です。

●見附　天竜川図

天竜川の渡しを描かれています。中州の手前と奥に2筋の流れがあり、手前の船頭と舟、中州の向こうの旅人、遠くに霞む森、で奥行きを表現されています。

こちらの作品は、浮世絵や歌川広重などにご興味がある方だけでなく、アートコレクションやインテリアとしても最適だと思いますので、いかがでしょうか。
「東海道五十三次」の魅力は、宿駅の様子はもとより、道中の風物や風景、旅人の様子などを細かく写し、版画を見る者に、その臨場感を与えるというところにあると思います。
日本の伝統的なアートに興味がある方にオススメです。