【書名】『新聞がなくなる日』歌川令三



【内容】電子化への移行は、間違いなくすぐそこにやってきている。

　元毎日新聞記者である著者は各種データを用いながら昨今の若者の新聞離れの実態や大新聞の特殊な利益構造を巧みに描き出し、内包されている危機に警鐘を鳴らしている。韓国はノムヒョン政権下のネット新聞の活躍で紙からの離脱が大幅に進んだ。アメリカではジャーナリズムの雄「ニューヨーク・タイムズ」でさえ電子版の強化を主要課題にあげている。それにひきかえ日本の新聞社は電子版をまだまだ刺身のツマ程度にしか認識していない。この構造が劇的に変化し、崩壊に近い局面が来るのは、もう時間の問題だ。新聞記者OBの著者が実感を込めて描き出した新聞界の近未来像。日本のマスメディアの歴史など（詳細は目次画像などをご参照ください）。



【状態】草思社、2005年初版。古本ですので、焼け、使用感等はご了承願います。鉛筆の書き込みがあります。2Bか3Bの鉛筆なので割と綺麗に消しゴムで消えます（その他、万一の見落としの場合はご容赦願います）。



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