白地や黄地の紅型を片袖抜きにし綛と綛掛の糸巻きを持ちながら恋する乙女を描いた琉球人形です。四半世紀前に那覇の人形店で美しい「かせかけ」に出会いました。それ以来、和ダンスのガラス引き戸棚に保管したため長年変化せず、購入時のままの美しい表情です。良質な素材のため四半世紀を経過してもなぜか購入時と同様の新鮮な状態を保っていますので、今後も末永く美しい状態を保つことでしょう。
　お部屋、店頭などに置いてみてはいかがでしょうか。
なお、 気づかない程度てすが着物の裾部分に僅かな退色があります、ヴィンテージ品である点ご理解頂ける方にお譲りします。
　本品は「かせかけ」を踊る沖縄の美女を現しています。「かせかけ」は、沖縄の古典舞踊の一つで、糸を紡いで着物を織る女性を演じる姿です。 この踊りは、琉球古典舞踊の中でも代表的なものの一つで、美しい着物や小道具、そして繊細な動きが特徴的です。※
【寸法】身長43cm、台座25ｘ21cm
【素材】布製
【質量】350ｇ
素材...布
種別...日本人形　沖縄の人形
※踊の歌の意味：
〇七読や廿読の細かい縦糸を糸巻きに掛置き
愛しい貴方様に蜻蛉の羽のような美しい
着物を作ってあげたい。
〇糸巻きの枠にくり返し返し、貴方を想い糸巻きをしていますと、貴方の面影がつのるばかりです。糸巻きをしても貴方への恋心はつのるばかりで
慰めにもなりません。かえってくり返し返し糸巻きするごとに想いは増します。
〇糸巻きも済ませ、さあ帰りましょう
愛しい殿方は、私の家で待ちかねて
いらっしゃるでしょうから

種別...人形