ご覧になって頂きありがとうございます。
10年以上前にグランピエで購入したキリムです。

（以下、グランピエさんの紹介文より）
トルコ西北部、Kars(カース)という町の近郊にKagizman(カウーズマン村)はあります。
コーカサス地方との国境の町なので、様々な民族の影響を受けた町だと言えます。

細かく繊細に縒った上質なウールと繊細な織りは、アルメニアやコーカサス的な要素が強いです。イランのクルド的なセンターのスコーピオン模様、ボーダー柄や細かいスリット織りはダゲスタンやクバといったコーカサス地方の物にも使われる手法です。

このキリムが、カウーズマンだと限定できるポイントはナチュラルブラウンの柔らかい縦糸です。他の地域ではあまり使われないものです。

60年以上前に織られたこのキリムは、とても洗練されたデザインのものだと思います。
アルメニア人の芸術的センス。クルド人の遊牧の民の伝承の模様、ステップ（草原）の民が見い出した染料となる植物。沢山の知恵が一枚のキリムの中に織り込まれています。

厚手のカースのオールドキリムは、今でも入手出来ますが、カウーズマンは、かなり希少です。
民族問題などもあって、この地のアルメニア人の多くが移住してしまったのも、その原因かもしれません。
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購入後、数年は使用しましたが、ここ10年は畳んで保管しておりました。柔らかいウールですので、比較的小さく畳めます。
インテリアの趣味が変わってしまったので、この度出品致しますが、とても貴重なものなので少し迷いはあります。（カウーズマンのものと言うことに加え、この細かい模様、この大きなサイズが手に入らないからです。）

サイズ：約206 × 144㎝

裏側にマジックのようなもので何か書かれていますが、購入時からです。（画像6、7枚目)
ウール100%のサラッとしたキリム。暑い夏でも使いやすいかと思います。おススメです(^ ^)

何か気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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