終戦直後の混乱期の首都圏時刻表。A4版より大きい(B3サイズ？)１枚紙に印刷され、丁寧に折りたたまれたもの。



ヤミ米などの混乱期、復興前ということでとにかく本数が少ない！東海道本線の東京発でさえ一日40本以下。

近郊急行特急の類は日中になく、種別の付いていない一日に博多行き１列車と門司行き１５列車の2本のみ。



よほど戦災で車両が少なかったのか、成田線、足尾線、日光線、両毛線などは直通１日３本。



▼掲載路線

東海道本線、御殿場線、伊東線、東北本線、中央線、烏山線、川越線、相模線、水戸線、真岡線、八高線、五日市線、上越線、総武本線、成田線、房総西線、房総東線、松戸～取手間、長野原線、久留里線、木原線、安孫子～成田間、東金線、常磐線、水郡線、両毛線、信越本線、磐越東線、足尾線。



こちらは昭和52年に日本交通公社自らが企画。原本を忠実に再現した復刻版ですが、発売当時〜復刻までの期間より、復刻時〜現在までの期間の方が既に長期間経過。もともと紙の素材までこだわって復刻されているため、粗末な紙質や経年ヤケや自然シミの発生も含め本物なのかの区別をつけるのが困難な状態になっています。



発刊当時のまま、机の引き出しの中に長年手付かずで保管されたような風合いも含めてお楽しみいただけます。

実本でこれだけの良コンディションで、紛失しやすい付録付きのままのものはめったにお目にかかることができません。



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