木の雨戸などの戸と戸の合わせ目を、光が差し込まないように決り合わせるもの。
これで多少建付けが悪くなっても、雨と光が入るのを防ぐことができる先人の知恵。

木雨戸は今はほとんど見ませんが、中にはあるようです。
https://www.akiyamamokkou.com/blog/amado_202104_t-tei

残念ながら、わが家のはアルミの雨戸ですが、形は角印籠になっています。

また角というからには丸があるわけで、こちらは仕組みは一緒ですが、鉋の刃はオス側は角のように分かれていません。

竹中大工道具館のHPにも記載があります。
https://www.dougukan.jp/tools/30

オス側は若干お試し程度に使っていますが、裏刃はまだ研いでいません。
メス側は全くの未使用。
刃はオスメス共に地金と鋼の境がきれいに出ています。

ルーターやトリマーで荒削りをしても、最後にこれで波打った表面をペカペカに仕上げて日本の木建の良さを出してほしい。