ビンテージ商品になりますので、画像を良くご確認し、ご理解頂いた上、ご購入ご検討よろしくお願いします。

新品・未使用。倉庫にて保管してましたので色あせや虫食い、破れ等はないかと思われます。昭和時代の物と思われます。昭和時代に流行した自転車ブームで海外のカンパニョーロは日本で人気に火がつきました。もちろん日本は、シマノや前田工業のサンツアーなども流行り。当時のお小遣いでは中々買えないモノを、雑誌などで夢膨らめせた世代も多いかと思います。

1933年カンパニョーロ創業。トゥッリョは自転車の競技者であったが、実家であるカンパニョーロ家は作業場を持つ金物屋で、そこで彼は自分の経験を生かし、自転車の部品の製造を開始する。これがカンパニョーロ社の創業の経緯である。

1927年のレースにおいてドロミテにあるクローチェ・ダウネ峠での苦い経験から、レバー1つ捻るだけで車輪の着脱が出来るクイックリリース（「クイックレリーズ」の呼称で呼ばれることが多い）、通称「クイック」を発明した。この機構はとても便利で、男や女や子供に関係なく、簡単に車輪が脱着できるシステム。車で自転車を運ぶ際や、輪行バックに入れて長距離遠征などの他にも、タクシー、バス、飛行機などにも愛車と共に旅を出来る、そして、走行中のトラブルが発生しても、修理のしやすく、自転車のトラブル時の苦悩が軽減されたのは、彼の功績が大きいと思います。
クイックレリーズとは、従来はハブボルトにネジを切り、ボルトで止めるのが当たり前まったが、1927年11月に、26歳のトゥッリョが参戦したレースの上りにおいて、ホイール両側の歯数が異なるギアを入れ替えようにも峠で付着した泥が凍りつき、かじかんだ手では蝶ナットが回せず、車輪を外せなかった経験辛い経験から、どうすればこの危機を乗り越えれるか。
試行錯誤の先に、クイックレリーズを世に送り出し、レースの世界だけでなく、一般ユーザーにも広がりました。今の時代では当たり前のクイックレリーズ。ユーザーがさらに自転車に乗る楽しさを実感させてくれてくれた彼の功績は大きいと思います。

話は脱線しましたが、あなたのサイクリングのお供に、お店のオブジェとして、祖父から受け継いだこの商品が、この先もどこかで輝いてくれることを切に願います。

是非ご検討よろしくお願いします！