酒器の神様、徳利の六さん　と備前焼の名匠として名高い中村六郎氏の麦酒呑（ビールカップ）です。（残念ながら共箱はありません）

　酒器コレクター、焼き物ファンには憧れの品ではないでしょうか?

　備前焼は、焼締というシンプルな技法による焼物ですが、だからこそ土、造形、焼成といった全ての工程に、作家それぞれの工夫と努力が込められ、作家の個性として現れます。

　この作品、おとなし目の焼成なので、使っている土の良さが際立っています。
　備前でも更に上質のきめ細かくネットリとした土味。
　器内部に残したロクロ目から、速いロクロで一気に引き上げたのが解ります、それでいて直線的に成らず、柔らかなフォルムに仕上げている技、ため息が出ます。
　土、造形、モチロン焼成も超一流ですね！　
　
　六郎氏、酒器の神様と言われるだけあり、自らも酒豪で、
「実家の田畑を売り払い。酒にしてに呑み潰してしまった。」　
「朝食で一合飲み。十時になると二合の酒で一休み。昼食には二合、二時にまた二合の酒で休憩、仕事を終えて二合飲む。これで一升を空ける。」といったエピソードが残っています。豪傑です！

　いい器で晩酌を楽しみましょう!

　最後の写真は晩酌での使用例ですので、この出品はビールカップのみである事をご理解下さい。　
　
　
　私の確認においては、欠け、ニュウはないと思います。
　しかし、使用にともなうスレ、小キズ、焼成時の窯傷など、気付けなかった物があるかもしれませんので、中古品である事をご理解の上で購入の検討をお願いいたします。

#備前　#萩　#瀬戸　#有田　#茶道具　#茶道　#名品　#骨董　#民藝　#民芸　#作家　#茶碗　#酒器　#人間国宝　#巨匠　#唐津　#作家物　#李朝　#茶器

種類...陶器

種類...茶碗

焼き物…備前焼

種類...陶器

種類...酒器