越路大夫が、五十年来の知己の方にお話しになった内容を、著者の方が「陪聴」されて、活字にまとめられた、越路大夫の、芸と人です。



高木浩志氏は、学生時代に、八世綱大夫から、「浄瑠璃素人講釈」のもっと詳しいのを話すので、君がまとめなさい、と言われた方です。

四世越路大夫ご本人には、「ぼくの引退時期は、君が決めてくれ」と言われた方です。



文楽義太夫節を、四代越路大夫を語るに、この方をおいて、他にどなたがおられるでしょうか。



そんなわけで、古書店で見つけ、持っているのに、つい買ってしまった本です。



状態は写真でご覧ください。

背の部分にヤケ、天・小口にシミがあります。表紙カバー上部に、シワがあります。（写真3～5枚目）それで「やや傷や汚れあり」としました。



本文は、開いた形跡がありません。



古書であることをご確認の上、ご検討ください。



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