日本の銅版画のパイオニアとしての役割をはたした駒井哲郎の、出発期の日常を記した日記体の貴重記録。生涯一貫してエッチングを制作し、モノクロームの世界で、自己の内面、幻想、夢などを表現し続けた芸術家の創作の背景が見える。



深淵な詩的世界が刻まれた版画で国内外に高く評価される、黒いインクと白い紙の豊かな表情のなかに立ち上がる、夢と狂気のあわいを彷徨う駒井の宇宙。それは、デジタル時代の今こそ観る者を魅了します。



作家の魂の高揚と失意、喜びと慰めなどが赤裸々に語られ、読者に限りない感動と共感を呼び起こさせる。



「駒井哲郎若き日の手紙 「夢」の連作から「マルドロオルの歌」へ」

駒井 哲郎 / 加藤 和平 / 駒井 美子

美術出版社 1999/234p

定価: ￥ 3850



棟方志功、浜口陽三など、同時代に生きた作家の魂の高揚と失意、喜びと慰めなどが語られ、読者に限りない感動と共感を呼び起こさせる。



目次

１９５０年９月１１日‐１２月３１日

「夢」の連作と「束の間の幻影」

１９５１年１月１日‐８月９日

「マルドロオルの歌」へ







＊＊＊綺麗ですが経年など中古品にご理解ある方のみご検討ください。



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