【ID#: S0018】

【製造メーカー】：Coleman USA

【ストーブ名】：502 Sports Star

【製造年】：1965年1月

【製品概要】：1940年初頭にコールマンUSAにて製造が始まった500 Speed Masterは、当時としては画期的な小型携行用（笑）ストーブで、改良型500Aが製造中止される1961年まで人気を博しました。1962年頃にさらなる小型化を図った501Sports Masterが登場しますが、小型化を図った円形ジェネレーターはガソリンの気化に不具合を生じさせ、気液混合が上手くいかず不完全燃焼・炎上する現象が発生しリコールとなりました。その後小型ジェネレーターをストレートに戻しタンク形状も改良した502 Sports Masterが1963年に誕生します。芸術的ともいえるバルブアッシー、独特な形状を持つブンセンチューブやバーナーボール、丈夫な形状の五徳など男心を擽るギミーです。燃料バルブと燃料調整バルブが分離しているので“とろ火”が得意で、五徳までの距離があるのでPeak1よりもとろ火になります。メカ的にも非常に安定した機種で1985年まで20年間販売されました。本個体は前期モデルとなります。

商品内容

●ストーブ本体

【外観】

●総評（私の主観）:B （私の主観でA+～Cまで６段階評価）

外観はペイントロスが目立つタンク、使用感のあるバーナー部など“やれ感”満載ですが機能面では非常に良い状態です。その他に関しましては下記説明・掲載写真にてご確認ください。

●タンク（Fount）

全体的にペイントロスが目立つ。デカール横に１か所小さな凹みがある。デカール（パテペンデカール）はオリジナルだが数か所剥がれや欠けがある。タンク内部の錆は分解時に錆取り洗浄済（すみません、写真撮り忘れました）。

●バーナー部

バーナーボールに錆は除去済。バーナーサポート・バーナーリング・ブンセンには錆取後に耐熱塗装済。。ジェネレーターは分解・洗浄済。点火試験時に青炎を確認済。

【整備内容】

分解・洗浄・整備・圧力試験（1psi/1時間保持）・点火試験(1時間)

【交換部品】

フェールキャップシール、燃料バルブメタルパッキン、ポンプカップ