イギリスジョージ6世載冠式 マラヤ海峡植民地切手 1937年
ジョージ6世の戴冠式は1937年5月12日に挙行された。この日はもともとエドワード8世の戴冠式が予定されていた日だった。この戴冠式には、未亡人となった王妃は以降の戴冠式には姿を現さないという慣例を破って、故ジョージ5世妃メアリーが、新王ジョージ6世の支持を表明するために出席している[49]。日本の皇室からは秩父宮雍仁親王と勢津子妃が昭和天皇の名代として参加し[50]、外国王室筆頭の扱いを受けるなど、イギリスは同じ立憲君主国であり近年まで軍事同盟を結んでいながら、ナチス・ドイツとの関係を深めつつあった日本に配慮を示した[51]。5月20日に行われたジョージ6世戴冠記念観艦式には、日本海軍から重巡洋艦「足柄」が参加した。
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