今考えるべきことは何か
●国家・階級・世代

著者：加藤諦三
発行：1973年4月10日初版発行
発行所：大和書房
定価：550円

ご覧いただきありがとうございます。

加藤先生とはラジオの文化放送「セイヤング」のパ−ソナリティの時から聴くようになりました。

今からおよそ50年前の本です。
1973年は昭和48年です。当時は学生運動も下火になってきた時期です。そして高度成長も終わりを迎え、オイルショックがあった年です。それがトイレットペーパー騒ぎとなったのです。

そんな時代に書かれた作品なのですが、読み返してみると今の時代にも当てはまるんです。

加藤先生はこの本でこんなことを言っています。

●問題を持たない世代の問題

●無関心を乗り越える

●当時のヴェトナム戦争と今のウクライナ戦争（これは私の勝手な比較です。）

●極端を好む群衆

●人間を価値っけるものがあるか

●国家と階級の幻想の彼方へ

●価値は自由の中から生まれる

等々挙げれば霧がありません。

また「失われた30年」と言われた時期を過ぎ、混沌とした状況は変わっていないようですね。

是非今と比べて変わっていないか比較してみてください。

※先にも書きました通り50年の年数が経っておりますので、焼けや汚れ等がありますことはご理解の上ご購入下さいます様お願いします。

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