すばらしい人体 : あなたの体をめぐる知的冒険
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324
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商品狀態 | 目立った傷や汚れなし |
賣家所有商品
賣家ID | RYOSUKE book |
賣家評價 | 6411 |
商品所在地 | 愛知県 |
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預計出貨時間 | 4~7日で発送 |
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病気とは、生命活動を行っている体のメカニズムのどこかに異常がでた状態です。体の仕組みを知ることは自らの好不調を見極めるセルフメディケーションにも直結します。
山本さんの別著″すばらしい医学″も読みましたが噛み砕かれた説明の粒度が心地よく、興味をそそるような書き出しなど伝え方もうまいので充足感をもって読み進めることができます。
なぜ映画を観て泣くと鼻水も一緒にでるのか、なぜ便は茶色いのか、肘を打つとしびれるやつなに?、などよく考えるとなんでだろう?と思うことへの答えもたくさん出てきます。
ただの雑学本と異なるのはそれらの事象をメカニズムで解説し、病気や治療法への紐付け、またそれを発見した人物やストーリーなどの医学史にまで話が発展していくところです。
※以下抜粋
では赤血球がなぜ赤いのか、それはヘモグロビンに鉄が含まれるため(血は鉄の味がするし、鉄分が不足すると貧血を起こす)。
ヘモグロビンはヘムとグロビンという2種類の物質からなり、ヘムはポルフィリンという骨格(C,H,Nが規則正しく並んだ環状構造の有機化合物)の中央に鉄イオンFeがはまりこんだ構造をしている、
金属イオンは他の物質と結合し、錯体という構造をつくると特有の色を持つ。←ヘム(鉄の錯体)は赤色をしている=血が赤色に。
一方、植物は葉緑体のなかにクロロフィルという緑色の色素を持つがこれがヘムの構造と酷似、中央には鉄ではなくマグネシウムイオンMgがはまり、マグネシウムの錯体=緑色を形成している。
植物はクロロフィルで光エネルギーを吸収し酸素を生成する、一方動物の体内では同じような構造のヘムが酸素の運搬を担う、進化の過程に思いを馳せると、息を呑むほど美しい自然の摂理が見えてくる。
酸素の運搬を担うのはヘムのみでなく、エビやイカタコ、一部の昆虫は銅の錯体であるヘモシアニンを使って酸素を運搬している、これらの血が青いのは銅の錯体が青色のため。真に興味深いのはこれほど見た目の異なる生物でも酸素の使い方はよく似ている、という点。
山本 健人
定価: ¥ 1700
#山本健人 #山本_健人 #本 #自然/一般#医学#健康
山本さんの別著″すばらしい医学″も読みましたが噛み砕かれた説明の粒度が心地よく、興味をそそるような書き出しなど伝え方もうまいので充足感をもって読み進めることができます。
なぜ映画を観て泣くと鼻水も一緒にでるのか、なぜ便は茶色いのか、肘を打つとしびれるやつなに?、などよく考えるとなんでだろう?と思うことへの答えもたくさん出てきます。
ただの雑学本と異なるのはそれらの事象をメカニズムで解説し、病気や治療法への紐付け、またそれを発見した人物やストーリーなどの医学史にまで話が発展していくところです。
※以下抜粋
では赤血球がなぜ赤いのか、それはヘモグロビンに鉄が含まれるため(血は鉄の味がするし、鉄分が不足すると貧血を起こす)。
ヘモグロビンはヘムとグロビンという2種類の物質からなり、ヘムはポルフィリンという骨格(C,H,Nが規則正しく並んだ環状構造の有機化合物)の中央に鉄イオンFeがはまりこんだ構造をしている、
金属イオンは他の物質と結合し、錯体という構造をつくると特有の色を持つ。←ヘム(鉄の錯体)は赤色をしている=血が赤色に。
一方、植物は葉緑体のなかにクロロフィルという緑色の色素を持つがこれがヘムの構造と酷似、中央には鉄ではなくマグネシウムイオンMgがはまり、マグネシウムの錯体=緑色を形成している。
植物はクロロフィルで光エネルギーを吸収し酸素を生成する、一方動物の体内では同じような構造のヘムが酸素の運搬を担う、進化の過程に思いを馳せると、息を呑むほど美しい自然の摂理が見えてくる。
酸素の運搬を担うのはヘムのみでなく、エビやイカタコ、一部の昆虫は銅の錯体であるヘモシアニンを使って酸素を運搬している、これらの血が青いのは銅の錯体が青色のため。真に興味深いのはこれほど見た目の異なる生物でも酸素の使い方はよく似ている、という点。
山本 健人
定価: ¥ 1700
#山本健人 #山本_健人 #本 #自然/一般#医学#健康
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