フランスのピアニストの大家、エリック・ハイドシェックが

フォーレ の『舟歌』を演奏し録音したアナログレコード

フランス カシオペレーベルのフランス盤

７０年代のアナログ録音ですが鮮やかな音質です。残響は少なめで音像は近く、サロンで弾いているのを聴いてる気分になります。英国デッカのように上下に周波数レンジを広く録るのでなく主要音域をピアノの響きを大事に拾ったという印象です。とても気持ちいい音です。

また演奏が実にのびのび弾いておられてハイドシェックとともにフォーレ の世界を飛び回っているような、身体が浮き上がるような浮遊感があります。

１５年ほど前に生演奏を大阪で聴きましたがイメージに違わぬ素晴らしく伸びやか，しなやかな演奏にうっとりしました。サイン会でもハイドシェックから話しかけてくださるような気さくさにこやかさが素晴らしい思い出に。


舟歌全１３曲で演奏順が

１面に

3， ５， 8， ６， 4， 1， 9

２面に

10， 7， 2， 11， 12， 13番

で演奏されます。意図はわかりませんがどの音楽も当たり前ですがまさにフォーレ なので気になりません。２面になるとさらに深みのある音楽になりますが、１面の最初の3番からしてフォーレ 孤高の音楽世界が全開です。

音楽、演奏、録音音質、レコード個体の盤質（２オーナー以上）とも最上級の音楽世界に浸ることができるでしょう。

このレコードは約２０年ほど前に東京の中古クラシック音楽レコード店で7,000円ほどで買いました。

あまりに素晴らしいレコードなので地元関西で保存用の同じ内容のレコードを買いました。

このたびは一枚お譲りしたいと思います。

当方非喫煙環境下、温度湿度管理されたオーディオルームで直射日光の射さないレコード棚に保存。反りが出ないよう斜めおきせずに真っ直ぐ立てていました。ペット飼ってません。レコード盤は鷲づかみせずに両端をつまんで持ち手垢などの汚れがつかないように扱ってきました。

出品前に改めてバランスウォッシャーと専用クロスでクリーニングしました。レコード盤には傷はなくスクラッチノイズもありません。

以上ご高覧くださりお気に召してくださればぜひご購入ください♪