ガネイシャとは、ヒンドゥー教の神様。サンスクリットで「群衆（ガナ）の主（イーシャ）」を意味する。ヒンドゥー教の神話ではシヴァ

神とパールヴァティー神の間に生まれた長男。パールヴァティーが身体を洗って、身体の汚れを集めて人形を作り命を吹き込んで生まれたとされる。

ある日、パールヴァティーは、ガネイシャに浴室の見張りを命令した。入浴中にシヴァ神が帰還。ガネイシャはそれを父シヴァとは知らず、入室を拒んだ。シヴァは激怒し、ガネイシャの首を切り落とし遠くへ投げ捨てしまう。

パールヴァティーから、首を切り落としたのが子供だと知ったシヴァは、ガネイシャの頭を探しに旅に出かけるが、見つけることができなかった。

仕方なく旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、ガネイシャに取り付け復活させた。このため、ガネイシャは象の頭を持つことになった。

ヒンドゥー教徒の二大叙事詩の一つ「マハーバーラタ」の著者とされる伝説上の聖者ヴィヤーサは文字を書くことが出来なかった。ヒンドゥー教の宇宙の創造神ブラフマーは、ガネイシャをヴィヤーサの下に遣わし、マハーバーラタを口述筆記させた。このとき、ガネイシャは自ら右の牙を折り、その牙で執筆した。ガネイシャの右の牙が折れているのはこのため。

インドでは、ガネイシャは、現世利益をもたらす神とされ、非常に人気がある。「富の神様」として商人などから絶大な信仰を集め、インドの店先には必ずといってよいほどガネイシャ像が置かれ、偶像崇拝を禁止しているイスラム教徒の店にもみられるほど。一般人も、祝い事にガネイシャのカードを送ったり、車のダッシュボードに置いたりする風景はよく見られる。また智慧・学問の神でもあり、学生にも霊験豊かとされる。

元来は障害神であったのが、あらゆる障害を除くことから、新しい事業などを始めるにあたってまずガネイシャに祈りを捧げると良いとされる。私の描いたガネイシャの７つのチ

ャクラと身に付けている宝石の色彩をリンクして描いた。第一チャクラ：赤、第二チャクラ：オレンジ、第三チャクラ：レモンイエロー、第四チャクラ：エメラルドグリーン、第五チャクラ：ブルー、第六チャクラ：藍色、第七チャクラ：紫色である。


【素材と仕上げ】
- アートスタイル: ハンドペイントの油彩
- 素材: キャンバス

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