イタリアの1900〜1910年の頃のアンティーク。
美しい淡いライムグリーンのリネンへの
アブルッツィ/アブルッツォレース刺繍と
コーナー装飾のボビン編みレースが爽やかな
大判リネンの総手刺繍のハンドメイドの
レアなスクエアクロス、大判ハンカチーフ、
晩餐用ナプキン、バンダナです。

ファブリックの織り糸を引き抜いて編む
ドローンワーク/梯子刺繍の
３層(厳密には４層？)ヘムステッチが涼やか▦

シックなダスティピンクの
仄かな光沢を放つ麻糸(絹混糸？)による
可憐な３輪の小花の６つのエンブロイダリー。
花刺繍を囲む格子枠の凸の刺繍は、
北欧のハーダンガー刺繍や
ヒデボ(ヒーデボー)刺繍も彷彿とします

どこかリズミカルでリリカルなデザイン

可愛すぎないペールピンク…
朱鷺色/鴇色(ときいろ)、薄紅梅…

若芽色、淡緑の若草色とピンクの色合わせが
美しくお洒落です。

１コーナーに向かってのみ、
各約27㎝分の麻糸のボビンレースの
可憐なスカラップフリルでエジング。

さらりとして、しなやかで滑らか。
とろみがあり、ソフトな魅力的な質感。
やや薄手で、糸は細番手〜中細より細めかと。
植物の節や繊維の混入や突起も見られる糸は
ナチュラル感も魅力です。

大判で、折った状態の画像は八つ折り。
外食/お食事や観劇時の、
ナプキン、膝掛けにもピッタリ。
絽や紬等、お着物/和装にも合いそうです。


下記は素人計測の為、
誤差をご容赦くださいm(_ _)m。

53.5㎝ x 52㎝
約36g
最終画像は刺繍の裏面で
裏側から見ても美しく、丁寧です。

イタリアの裕福な
コレクター(貴族？)のかたの所有品。
未使用だったそうです。

傍でよく見ると、
織り目に入り込んだ、植物の一部らしい
淡茶の繊維や小さな墨黒の殻？に気づきますが
目立たず、殆ど気にならないと思います。

120年ほど経年した作品の為
使用に差し障りの無い
小さな難をご容赦ください。

半折りにしてシェルフから下げたり
テーブル、チェスト、キャビネット、
玄関に掛けるのも素敵です。

気に入ってくださったかたに❁

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