鈴木大拙『浄土系思想論』(岩波書店、岩波文庫、2016)2019

カバースレ・キズ・ヨゴレ少、表紙上部ヨレ少(画像3枚目参照)、背表紙上部ヨレ(画像5枚目参照)／本体小口キズ少・ヨゴレ少

b3.6

本書は、伝統教学の枠を超えて、自由な立場から浄土思想をのもつ本質と創造性に迫り、さらに大乗仏教の根本精神を現代世界の場へと引き出している。『無量寿経』『浄土論注』『教行信証』などを読み込むことで、阿弥陀の本願、他力の信心、名号を論じて、浄土の世界を明らかにする。大拙の浄土論を集成した代表作。 （解説＝木村宣彰）（表紙より）