讃岐一刀彫　福禄寿の縁起物です。

【像】
高さ：約41cm

横幅：約19cm

【台座】
高さ：約2cm
奥行：約26cm
幅 ：約34cm


　ノミの刃跡を活かして掘り上げる一刀彫りの歴史は古く、その始まりは天保8年(1837年)金毘羅宮・御本宮への途中にある旭社入母屋造りの建立の頃。全国から集まった宮大工さん達が、木切れにノミを入れ、腕を競い合ったのが始まりと言われています。
　叩きノミの荒々しい刃跡と、小ノミをきかせた細部の模様、この大胆さと細やかな繊細さ、相反する２つの調和こそが讃岐一刀彫の魅力です。

　福禄寿は、七福神の一つで、３つの願い、すなわち幸福(現代の幸福全般のことではなく、実子に恵まれること)、封録(財産のこと)、長寿(単なる長生きでなく健康を伴う長寿)の三徳を具現化しています。

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素材···木製