レアなCDです。

CD盤面綺麗です。PC取り込み、プレーヤー再生ともに問題ありません。

内容の方は、バラード系の曲とファンキーな曲が半々。シンガーとしては同じシカゴのリロイ・ハトソンあたりを連想させるスタイル。この時代だけあって、やはりスティーヴィー・ワンダーの影響は大きく、クラヴィネットが効いたワンダー・ライクなファンクを聴かせる。

「Tell Me What'Cha Gonna Do」は、後にウィリー・クレイトンが歌ったムーディーなスロウ・ナンバー。「Reality」はヘヴィーなファンク・ビートにクラヴィネットやシンセサイザーも入ってスティーヴィー・ワンダー的。「Fever In The Funkhouse」はさらにズッシリと重いグルーヴがノタ打ち、ダーティーなクラヴィネットが蠢くミッド・ファンク。「The Best Years Of My Life」はじっくりと歌い上げるバラード。

「Lying Cheatin' Woman」もスティーヴィー調のファンキー・チューン。エモーショナルな歌唱を聴かせるバラード「I'm Satisfied」、「Thanks But No Thanks」は軽快なテンポで弾むシカゴ・ソウル・スタイルのミディアム・ナンバー。ラストはマーヴィン・ゲイ＆タミー・テレルの大名曲「If This World Were Mine」のカバー。