四国工藝社の朱塗りのくりぬき丸盆(しこく彫り)です。
「タメぬり内朱トレー」とあり、作家は高木晃(たかぎ　あきらか)という方で、デザイン界では著名な方です。

1933年香川県生まれ
彫漆の人間国宝、音丸耕堂氏に絵画の手ほどきを受ける。
東京芸術大学美術学部工芸科卒業。
松田権六氏に師事。
多摩美術大学助教授、教授を経て、現在同大学名誉教授。
1970～83年、当時通産省のグッドデザイン選定委員を努める。
元社団法人日本クラフトデザイン協会理事長。
安宅賞、サロン・ド・プランタン賞、国井喜太郎産業工芸賞　他受賞多数

母が昔、髙島屋で買い求めたものだそうです。

現在でも作品は販売されていますが、数や種類が非常に少なくお値段も高いので、希少価値があります。

サイズは直径約39cm、高さ約3cmとかなり大きく迫力があります。この大きさのものはなかなか無く、ましてや高木晃さんのものはネット上では見当たりません。お値打ちものではないでしょうか。

天然木製で大変きれいな仕上げ。二色使いのシンプルで洗練された美しい造形で、美術品のようです。裏の木目も大変美しいです。

デザインが端正なので、アート(飾り皿)として飾っていただくと和モダンで大変素敵です。

実用的にも沢山の食べ物や器等をのせることが出来き、おもてなし料理、お寿司、お正月のおせち等の飾り付け用として活躍しそうです。

未使用ですが、このたび出品にあたり精査したところ、漆にわずかに傷がある箇所が２ヶ所ありました。ただし普通に見ただけでは全く気づかない程度です。
画像(8と9)を確認頂き、ご判断下さい。あと何度も倉庫を移動したせいか箱がかなり痛んでいます。そのため未使用に近いと致しました。

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