ダイエットはやめた 私らしさを守るための決意

パク イスル/梁 善実



外見至上主義社会に疑問を投げかける軽快で刺激的なエッセイ集！



摂食障害になるまでダイエットをしていた著者が「ボディーポジティブ」に目覚めてダイエットをやめた後、ナチュラルサイズモデル、ファッション・ユーチューバーとして堂々と生きていく過程を盛り込んだ成長記録。



目次



1　この体重で生きる限り幸せにはなれない

　「見ない間に太った」と言われた

　卑怯な劣等感の歴史

　かわいい服、流行りの服、私も着てみたい

　目標は体重48kg

　大学に行ったら本当に痩せるの？

　恋愛すればきれいになるという言葉について



2　かわいくなって痩せたかった

　人生をかけた最後のダイエット

　新学期の女神プロジェクト

　険しいダイエット独学の道（1）

　険しいダイエット独学の道（2）

　パサパサする鶏胸肉と吐き気がするシェイク

　明日はもっと少なく食べて食事を抜けば大丈夫

　ねえ、パク・イスルだよね？なんでこんなにきれいになったの！

　食事の時間は太る時間だった

　食べるために吐いていた日々



3　ダイエットはやめた

　痩せないで生きていく勇気

　私は何を恐れていたのだろう？

　私はなぜ食欲を憎んでいたのだろう？

　「何を」よりも「どのように」食べるのか

　私はどんな人になりたいのか？

　どういうわけかヒマラヤトレッキング

　運動なんて一生しないと断言したはずなのに

　君みたいな痩せた子がダイエットをするだって？



4 やっと自分らしく生き始めた

　ダイエットに失敗した「負け犬の弁明」だなんて

　もっと太って来てだって？！

　国内第一号ナチュラルサイズモデルの誕生

　着てみたい服をそのまま着てみることにした

　サイズ差別のないファッションショー

　昨日も今日も明日も恐怖に向かい合う



Epilogue　私の体が最も楽な体重で過ごす人生について



パク イスル

漢陽大学社会科学部で社会学を専攻。ナチュラルサイズモデル、ファッションユーチューバー、ボディポジティブ運動家、作家・講演家、レンタルスタジオ社長。