★身近な血液ゼミナール」―エイズC型肝炎血液型から輸血」笹川しげる渡部準之助(日本赤十字社中央血液センター課長)講談社1991.520定価700

ー献血と輸血の現場からの最新研究を紹介ー

輸血は事故によるケガや難病の治療に際して重要な役割を担っている　

血液学の発展と輸血技術の飛躍的な進歩によって現在では献血も輸血も我々が抱いているイメージからは大きく異なったものになっている

本書では血液とはそもそもどういうものなのか　血液検査をどう健康管理に役立てるのかなど血液全般についての基本的な理解を深めながら　エイズ　C型肝炎検査　成分献血　成分輸血自己血輸出など輸血をめぐる最新の研究成果を紹介する

ー目次ー

1⃣血液の精妙な仕組みと働き

・血液はどんなものから出来ているのか・赤血球異常と貧血の関係・血液を固まらせるための血管の働き・体を守る白血球・リンパ球と免疫・赤血球とは・血小板とは・血小板はどういう働きをするのか・自己免疫疾患とは何か・免疫学の出発点ーなど22項目の説明

2⃣新しい輸血のやり方

・血液保存液は第一次世界大戦・成分輸血とは・成分献血とは・血液製剤にはどんな種類があるのか・合成血・現在の血液の供給体制の諸問題・赤血球を創らせるには‣血小板を増やすには・人工血液による輸血は可能かなど33項目の説明

3⃣安全な輸血の為に

・自覚症状は血液の変化より遅れてくる・まず最初は赤血球型のABO式血液型の検査・家族内での輸血・血液型による性格判断の適中率・エイズウイルスの検査など37項目

4⃣輸血は他人の為ならず

・新しい献血基準・献血登録制とは・成分献血の登録制・生化学的検査

・尿酸の検査‣腎機能検査・血圧・高血圧の人・低血圧の人など21項目

★中古本　経年変色汚れあります　線引汚れ無し

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