NO.162
⭕️小野寺正徳匠
匠は、木地山系川連こけしの主流で、木地山に小椋家に対して高橋兵治郎を師とし、引き継いだ父小野寺徳一匠を師匠に43年程の間こけしを製作しております。
匠は、体頑丈で、とても穏やかでいつでも笑顔で接してくれました。
描彩は、みちのくらしい純朴さの中に優しさのあるホッコリとして心暖かくなる作品を製作しています。
前秋田県こけし工人会会長として長年その普及に当たりました。
[1] 高さ　265mm
[2] 底幅　58mm
[3] 材質　一位材(オンコ材、東京目黒雅叙園の床柱は太くて立派なことで有名です。)
⭕️作品
35年程経過して、一位材に蝋が染み込み濃い飴色になって、しかも艶々となり照りが最高になっています。まるで今製作した感じですが、それには長い年月が加算された付加価値が有ります。
胴模様には、濃赤色と紫色の2色で菊花模様を、そして濃い緑色で茎と葉が描彩されています。なお、葉の所等に小さい枝跡が3つあります。(画像2.6.5)
一度お手にすると、入魂された作品の素晴らしさが判然と理解出来る一品となっています。収集家にとって手にしたい作品となっております。
⭕️兎に角、他の方と是非比較していただければ、この作品の素晴らしさが直ぐにお分かりになります。ご一考下さい。
○高橋兵治郎匠(1898~1974)
○小野寺徳一匠(1902~1973)
◉小野寺正徳匠(1948〜2018)
◉参考　
秋田木地山こけし
小椋久太郎 小椋宏一 小椋久亮 匠
川連こけし
阿部平四郎 高橋雄司 佐藤秀一 小野寺重一 匠
津軽系温湯こけし
　盛秀太郎　盛美津雄　奥瀬鉄則　佐藤善二　佐藤佳樹　匠
※ゆうパック60(配送料770円)で配送します。
※画像にて十分ご確認ください。
※私のプロフィールを一読下さい。
※⭕️私の今迄に掲示した作品をご覧下さい。(他に100点程有ります。)