「そこに定食屋があるかぎり」

大平一枝 / 難波雄史

定価: ￥ 1760



※新品未使用品ですが、小口部分に「贈呈」の朱印が押してあります。



また食べたくなる、また来たくなる店が、

だれにでも1軒はある。

おなかも心も満たしてくれる、

おいしい食堂のルポルタージュ。



NHK「あさイチ」著者出演で話題！



地元民から愛される絶品メニューがある。

キャベツがぱりっと新鮮。

漬け物はできる限り自家製。

安い。女ひとりもOK。

おいしい条件を満たす定食屋を著者が訪ね歩く。

儲けはあるのか？　

激安チェーン店が席巻するなか、

なぜ地価の高い都会で頑張るのか？　

絶滅危惧寸前の過酷な飲食業態、

定食屋店主の踏ん張る心の内と支える客を

独自の目線で切り取った渾身のルポ。



喪失と再生を繰り返しながら、

おいしいご飯を頬張りながら、

代謝しながら、一歩ずつ明日を進もう。

そこに定食屋があるかぎり、

私たちはきっと大丈夫だ。



#大平一枝 #難波雄史 #本 #日本文学／評論・随筆