FUJICA ST605Ⅱ + FUJINON 55mm F2.2

1978年発売。
富士フィルムがフィルム、カメラの普及機として発売されたカメラです。
コストダウンの一つの特徴が最高シャッタースピードが1/700秒という、なんとも中途半端なスピードでしょう。
しかし、露出機能にはTTL開放測光が搭載され、ファインダー内にはシャッタースピードも表示される機能を追加するなど単なる廉価機ではありませんでした。
レンズマウントはM42ですのでアダプターなしにTakumarレンズやCarl Zeiss Jenaレンズなどが使用できるのは大きなメリットです。
付属レンズはバブルボケで有名なFUJINON 55mm F2.2のレンズです。
キラキラ輝くものや電灯などを撮るとフワッとしたとても優しい写りとなり、条件によって背景にバブルボケが発生します。
このレンズは気に入ると病みつきになりそうなレンズです。
スレ、キズの少ないキレイなカメラです。

【外観状態】
・スレ、キズの少ないです。
【フィルム室】
・モルトは張替え済みです。
・目立つ汚れ、キズ等なく綺麗です。
【ミラー・プリズム】
・プリズム下部に軽い腐食がみられます。
・ミラーはキレイです。
【ファインダー】
・ややホコリの混入があります。
・視認性に大きな影響はないですが、下部にプリズム腐食が見えます。
・露出計表示はクリアです。
【機能】
・シャタースピードは表示スピードごとに変化しています。
　※正確にシャッタースピードを計測はしておりません。
・露出計も動作しています。外部露出計と測光状態を比較したところおおむね合致していました。
【レンズ】
・外装はスレ、キズなくキレイですが、指標環のネジ部2箇所が割れていたため接着剤で補修しています。※絞り、ピントリングの動作に影響はありません。
・レンズはクリアな状態です。
・レンズ表、裏ともに目立つ傷はありません。
・チリ、ホコリの混入はあると思います。
【付属品】
・レンズ

その他特徴···動作確認済み

古いものなのでノークレームノーリターンでお願いします。

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