森茉莉
「記憶の繪」(きおくのえ)
随筆(エッセイ)
著者・森茉莉
発行社・筑摩書房
発行者・竹之内静雄
挿画・落合茂
発行日・昭和45年5月30日
初版第三版発行

森鴎外の長女で小説家、随筆家、翻訳家として活躍された森茉莉さんの随筆集です。

幼少期、萩原葉子、仏英和高等時代、森鴎外、家族、明治の演劇、目白時代
など、父・鴎外の思い出、パリ生活、ベルリン生活、知人懐古、後記など茉莉さんの美意識が旧自体も含み巧みに描かれています。
逝去後も愛読者の多い森茉莉さんの甘美でアンニュイな彼女の人生の一ページ一ページが読み応えがあります。
美的な旧自体を織り交ぜた森茉莉ワールドエッセイを堪能してください。
尚、1970年の発行のためすでに半世紀以上を経過しておりますので古本としてご理解願います。
カバーは紙やけしております。本そのものは汚れやシミ，紙やけはありません。
らくらくメルカリ便にて発送を予定しております。
宜しくご検討願います。