#君の祖国は日本と呼ばれる



「ペリー提督が脅しあげて開国させてから５０年だぞ！米と絹以外に見るべき産業の無い小国が...その間に奴らは政体も替え、近代を学んでものとし、内乱を鎮め、憲法を整え、殖産興業・富国強兵を成し遂げ、眠れる獅子を破り、俺たちに立ちはだかった（アメリカに一歩先んじて大陸への足掛かりを得た）、認められるか！」



「オレンジ計画　アメリカの対日侵攻５０年戦略」を出品します。



#一冊の良書に詰め込まれた知識と姿勢の価値は無限です。一覧　　



建国独立以来、西へ西へと拡大し南北戦争を経てのち本国にフロンティアを失い、太平洋を島伝いに支那大陸を目指しハワイを征服し、傾いたかつての覇権国スペインとの戦争に勝利し、フィリピンを手に入れ、さあ次はいよいよ大陸（フロンティア）だと意気揚々と目を向けたアメリカにすれば将に戦慄の瞬間である。



Wikipediaや、この書籍自体も２０世紀以後の「改訂オレンジ計画」をもって立案とか、戦間期（一次大戦と二次大戦の間）に重きを置いている感が否めないが、肝心なのはそこではなく、米国の機密文書が公開されるや否や、鈴木壮一氏が後に喝破した様に日露戦争時の大統領であったセオドア・ルーズベルトが次官として海軍に奉職していた1897年には「オレンジ計画」は仕上げられる。



彼が海軍次官だった頃は、後に日露の戦役を通じて連合艦隊司令長官東郷平八郎の下、作戦担当参謀として「三笠」に乗艦し、日本海海戦の勝利に貢献、日露戦争における日本の政略上の勝利を決定付ける事になる秋山真之が米国駐在武官としてワシントンに滞在・留学していた。



合衆国海軍大学校校長、軍事思想家であるアルフレッド・セイヤー・マハンに師事し、主に大学校の図書館や海軍文庫での図書を利用しての兵術の理論研究に務めるとともに、明治31（1898）年に生起した米西戦争のカリブ海における戦い（キューバ、プエルトリコ）を観戦し報告書「サンチャゴ・デ・クーバの役」を提出している。



歴史上、誰も無しえなかった事どもをあのちっぽけな島国「日本」だけがやりとげた。白人帝国主義というよりもユダヤ的な危機感覚をもった漢、セオドア・ルーズベルト、私はこの漢を憎む。



林千勝　原爆は「日本人」へ二十数発投下せよ！も出品しています。



#本屋さんには売っていません

#MamoruByakuiの出品一覧