【内容】

気候は人間の歴史に、どんな影響を与えてきたのか？



アナール派の重鎮が明快に答える、画期的入門書！



〜目次〜



天と大地、 神々と人間



気候の歴史はどのようにして生まれたのですか？

気候の歴史の研究方法はどのようなものですか？

気候の歴史家とはどのような人たちですか？

「小氷期」 とは何ですか？　超小氷期を何と呼びましょうか？

小氷期はヨーロッパだけのものですか？

中世小気候最良期とは何ですか？

クァットロチェントの気象的、 気候的特徴は何ですか？

過去500年間において、 他より特に冷涼、 寒冷、 降雪の多い年が連続する期間を挙げることが

　　できますか？

1570年から1630年の超小氷期の、 人間に対する影響はどのようなものでしたか？

17世紀は絶え間なく寒かったのですか？

マウンダー極小期とは何ですか？

1709年の冬はなぜ記憶にとどめられているのですか？

「厳冬」 とはどのようなものですか？

フランス、 特にパリにおける過去数世紀間の大洪水はどのようなものでしたか？

ルイ15世治下の 「解氷」 （語の多様な意味で） について何が語れるのですか？

「気象」 条件は、 フランス革命の勃発に何らかの役割を果たしましたか？

フランス革命中の 「農業気象学的」 状況は、 何らかの社会・政治的影響をもたらしたのですか？

［下略］



〜著訳者〜



エマニュエル・ル＝ロワ＝ラデュリ



１９２９年生まれ。アナール派の代表的な歴史学者。名門のリセ、アンリ四世校をおえたのち、高等師範学校に進んで歴史学を学ぶ。１９５５年南フランスのモンペリエ大学に赴任し、近世、近代フランス史を研究、講義。１９７３年、コレージュ・ド・フランスに迎えられ、現在、同名誉教授、フランス学士院会員



【商品情報】

版元：藤原書店

184ページ

ISBN-13: 9784894346994

刊行日: 2009/9

定価：2,640円（本体2,400円＋税）



【出品理由】

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